本日、8月18日は「健康食育の日」です。「米(こめ)」の漢字を分解すると「八十八」となることから、食の大切さを伝える活動を「健康食育」として広めることを目的に制定されました。
農林水産省の令和7年度「食育に関する意識調査」によると、20~39歳の若い世代では、主食・主菜・副菜をそろえて食べる回数が1日2回以上ある人は少なく、さらに朝食を「ほとんど食べない」と回答した人も全体の約2割にのぼります。
こうした状況から、食に関する知識と、バランスの良い「食」を選択する力を身に付け、健全な食生活を実践できる力を育む「食育」の重要性が高まっています。腸内環境は健康に大きく影響するため、食育を通じて腸内環境を整えることが、健康的な生活につながります。
兵庫ヤクルトでは、子どもからご年配の方まで幅広い世代の方に、「腸」の大切さを知っていただくため、出前授業や健康セミナーを行っています。
今回は、「健康食育の日」にちなんで、兵庫ヤクルトが実施している出前授業や健康セミナーの取り組みをご紹介します。
出前講座「健康セミナー 」(地域団体・企業・高齢者施設など)
地域交流サロンや企業の職員さま向け勉強会などのお集まりにお伺いし、「おなかの健康と乳酸菌」「夏場の健康管理~熱中症予防~」「眠れていますか?より良い睡眠のための健康管理」などのテーマでお話をさせていただいています。また、ご自身の身体や生活習慣を改めて振り返っていただく機会として、血管年齢測定・骨健康度測定など健康測定会も実施しています。
7月4日、ナブテスコ労働組合 西神支部 女性委員会さまを対象に、「眠れていますか? より良い睡眠のための健康管理」をテーマにお話しさせていただきました。セミナーでは、「不眠」の原因や症状の説明に加え、快適な睡眠へと導くための生活習慣についてもご紹介しました。
【2024年度実施回数及び参加人数】
・地域交流サロン、デイサービスなど 33回(617名)
・市民講座、高齢者大学など 23回 (765名)
・大学、学校関係者・PTA 5回(234名)
・企業など 5回 (154名)
合計66回 (1770名)
おなか元気教室(保育園・幼稚園・こども園など)
未就学児には、おなかの健康づくりや元気うんちについて学べる「おなか元気教室」を開催しています。
エプロンシアターやうんちクイズなど、楽しみながら参加していただけるよう工夫しています。教室の後には、「モリモリ食べるよ!」「野菜モグモグだよね」と、以前より食への関心を持って食事をする子どもが増え、また、先生に「うんちプリプリだったよ」と、嬉しそうに報告していたというお声もいただきました。
【2024年度実施回数及び参加人数】
・保育園、幼稚園、こども園 133回(6982名)
・児童館、子育て支援サークル等 55回(1404名)
合計188回(8386名)
出前授業(小学校・中学校・高校)
規則正しい生活習慣や排便習慣の大切さを伝えるとともに、実物大の長さに合わせた小腸や大腸の模型を使い、その長さを実際に体感してもらいます。「小腸がこんなに長いなんて知らなかった!」など、驚きの声を多くいただきます。
また、神戸国際大学附属高等学校アスリートコースの生徒さまを対象に実施した出前授業では、いつも万全なコンディションで試合や練習に臨めるよう、「~冬に備える免疫アップ術~乳酸菌の有用性と上気道感染症予防」をテーマに、腸の働きやプロバイオティクスの有効性、腸内環境を整える大切さをお伝えしました。
小学生・中学生・高校生、それぞれの年齢に応じた授業を行っています。
【2024年度実施回数及び参加人数】
・小学校 67回 (3535名)
・中学校、高校 2回 (220名)
合計69回 (3755名)
おなか健康教室・ヤクルトマルシェ(愛飲者・地域の方向け)
日頃の感謝の気持ちと、健康づくりへのお役立ちの一環として、愛飲者の皆さまや地域の方々を対象に開催しています。会場は、愛飲者さまのご自宅や、老人会など地域の皆さまが集まる場所。当日はヤクルトレディも参加し、より身近な距離で交流しながら、手作り紙芝居や消化管模型を用いて、楽しくおなかの健康づくりやヤクルト商品の魅力をお伝えしています。
【2024年度実施回数及び参加人数】
2988回(9433名)
まとめ
腸は栄養の消化・吸収や便の排出など、私たちの健康を支える重要な役割を担っています。腸について知り、その環境を整えることは、元気な毎日への第一歩です。
健康づくりは特別なことではなく、日常の「ちょっとした気づき」から始まります。出前授業や健康セミナーが、そのきっかけとなれば幸いです。
これからも兵庫ヤクルトは、腸の健康の大切さをお伝えし、地域の皆さまの健康づくりに貢献してまいります。
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2025年3月、兵庫ヤクルトは持続可能な社会の実現とビジネスの両立に取り組み、社会にインパクトを与えた企業・組織を表彰するアワード「Beyond Sustainability 2025」(主催:Business Insider Japan)において【Social Impact部門】を受賞しました。
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